瞬間的なテンバガー達成

運用実績

5月13日(水)に瞬間風速的にテンバガーを達成しました。
具体的には、SWCC(5805)について、2023年8月に300株を@1,915円で取得していたのが、19,570円と10倍超の水準まで上昇しました。
ただし、SWCCの株価はその後急落し、15日(金)の終値は15,590円と△20.3%下落しています。

SWCCはこれまでも9倍超の水準までは何度か来ていて、テンバガーを達成するとしたら一番乗りだと思っていたので、気にしながら見ていました。
わずかな時間だけのテンバガーでしたが、株式投資を約10年やってきてはじめてのテンバガー達成ですのでうれしい限りです。

SWCCがどういった企業であるかを記載すると、総合電線・ケーブルメーカーです。
以前は昭和電線という企業名でしたが、2023年に英文名の「Showa Electric Wire & Cable Co.」の略称である「SWCC」に社名変更しました。
電線・ケーブル、電力機器部品、光ファイバケーブル、巻線、情報機器用ローラなどの製造販売を手掛けており、売上高は2026年3月期で2,777億円(+16.8%)、経常利益は261億円(+131.8%)、税引後利益は188億円(+65.3%)でした。

電線業界は現在は非常に好調です。
AIの普及が進みデータセンターの建設ラッシュが進むなか、データセンター用の光ファイバーの需要が拡大しているほか、電力を食うことから電力インフラ向けの電力用電線も必要となります。
こうした流れを受けて、電線業界では御三家と呼ばれる古河電工(5801)、住友電工(5802)、フジクラ(5803)+SWCCの4社の株価が急騰しています。

売上高は2026年3月期で古河電工が1兆3,076億円、住友電工が5兆1,101億円、フジクラが1兆1,824億円ですので、SWCCは御三家であるこれら3社と比較すると規模は大きくありません。
電線メーカーとしての注目度や株価の伸び率は御三家には劣る面はありますが、着実に株価を伸ばすとともに業績拡大も進めてくれました。

なお、わたしがSWCCの株式を取得した2023年8月対比でみると、株価の伸び率が最大なのはフジクラでした。
2023年8月末の終値が201円で、2026年5月15日の終値が5,819円でしたので、株価は約29倍にまで膨らんでいます。
(5月14日の高値は7,933円でしたので、瞬間風速では39倍!)

SWCCでは、2027年3月期の業績予想について、売上高は3,250億円(+17.0%)、経常利益は279億円(+6.8億円)、税引後利益は185億円(△1.8%)となっています。
売上高は前期と同様のペースで拡大する一方で利益水準は鈍化する計画となっているのが気掛かりではありますが、2026年度では業績予想の上方修正をしたりしていますので、2027年3月期でも利益の上方修正がなされることを期待したいところです。
また、配当金は2023年3月期から2027年3月期の5か年で、60円→90円→136円→223円→250円(計画)と大幅な増配となっています。

株価指標を見ていくと、近年の急激な株価上昇により、5月15日時点でPERは24.96倍、PBRは4.69倍と高水準となっているほか、配当利回りも1.60%まで低下してしまっています(配当性向は2026年3月期で35.0%なので増配余力はある)。

現在の株価や各種指標では、わたしの投資方針ではまず投資対象とならないので、逆に言えば売却してしまってその分の売却資金でより配当利回りの高い銘柄に新規投資した方が配当金は増えることになる点が悩ましいところです。
ただし、投資方針はバイアンドホールドですし、ここまで売却せずに持ち続けたことでテンバガーを一時的ながらも達成できたことや、将来的な増配も見込めることを考えると、やはり「売却しない」という一択なのだろうと思います。

5月15日時点でわたしが保有している銘柄の「時価/取得価額」の割合について、上位5銘柄を並べると以下のとおりです。
第1位…SWCC|8.14倍
第2位…MUFG(8306)|5.05倍
第3位…栗本鐵工所(5602)|4.14倍
第4位…新日本空調(1952)|3.77倍
第5位…オリックス(8591)3.44

上位5銘柄を並べてみると、やはりSWCCが頭一つ飛び抜けていますね。
第2位のMUFGでさえも、近年は毎年過去最高益を更新しているとは言え、ここからさらに株価が2倍にならないとテンバガーまではたどり着けず、やや距離がありそうです。

バイアンドホールドが基本ですし、評価損益に一喜一憂しないようにしたい気持ちはありつつ、テンバガー達成やテンバガーに近づく銘柄が出てくるのはうれしくなります。
また、業績改善や増配などが株価に反映されているということでもあると思いますので、そうした影響による株価上昇は素直に喜びたいと思いますし、特に決算開示が進むこの時期での株価上昇は喜びもひとしおです。
今後も、業績改善や増配などによる株価上昇が実現してくれる銘柄がどんどん増えてくれるといいなと思います。

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