前回の週報で、ツムラ(4540)の株式を新規取得したことを記載しました。
具体的には、200株を@3,719円で取得しました。
ここでは、同社の株式取得に関して簡単に記載していきたいと思います。
ツムラは、医療用漢方製剤で国内シェア80%超を持つ専業メーカーです。
1936年に設立された老舗企業であり、早期から漢方に特化しシェアを高めたことにより、ブランド力や参入障壁を生んでいます。
また、生薬調達・栽培管理・製造・品質保証まで一貫管理する垂直統合モデルを構築することで、品質や安定供給に対する医療機関などからの信頼を獲得しています。
直近の業績推移は以下のとおりです。
| 2022/3期 (実績) | 2023/3期 (実績) | 2024/3期 (実績) | 2025/3期 (実績) | 2026/3期 (実績) | 2027/3期 (計画) | |
| 売上高(億円) | 1,295 | 1,400 | 1,508 | 1,811 | 1,926 | 2,136 |
| 経常利益(億円) | 259 | 235 | 235 | 424 | 400 | 355 |
| 当期純利益(億円) | 188 | 165 | 167 | 324 | 281 | 262 |
| 配当金(円) | 64 | 64 | 85 | 136 | 147 | 158 |
足元では薬価改定により収益構造が改善し、大きな流れとしては増収増益トレンドにあります。
また、国内依存度が高かったことから中国を中心とする海外展開を進めており、売上高の拡大につながっています。
ただし、薬価改定によって収益が左右される構造にある点や海外展開が中国中心でありチャイナリスクとして地政学リスクを抱える点は気になります。
投資目線で各種指標を見ていくと、10月9日時点の株価に基づけば、PERは10.73倍と比較的低位ですし、PBRも0.86倍ですので、投資妙味はあるかなと思います。
配当利回りは取得株価である3,719円で計算すると、税引後で3.40%です。
配当性向は、2026年3月期では39.4%ですし(年間配当は158円)、足元で連続増配をしている実績も踏まえると、今後も増配を期待することができそうです。
ツムラは累進配当は宣言していませんが、2032年3月期でのDOE5%を目指して配当金を段階的に拡充していく方針としています。
2026年3月期のDOE(株主資本配当率)は3.53%でしたので、将来的に5%まで高まるならば配当金は大きく増えることになりますね。
達成可能性は今後の業績推移次第かとは思いますが、増収増益トレンドを維持してしっかりと配当金の段階的な拡充を実現してほしいと思います。
前回の株式新規取得は7月23日のパーソルHD(2181)でしたので、2か月強ぶりの新規取得となりました。
下期に入って200万円の新規投資枠ができましたので、3ヵ月に2銘柄という投資ペースを守りつつ、引き続き良い銘柄を探って投資を拡大していきたいと思います。
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