本日はお気に入り銘柄の第二弾としてオリックス(8591)をとりあげたいと思います。
オリックスは2017年9月に@1,757円で200株、2018年12月に@1,520円で100株を追加取得して、合計300株を@1,679円で取得しています。
9月11日時点での株価は6,089円で、約3.6倍まで上昇しています。
オリックスについて紹介すると、1964年創業の日本最大級の多角的金融サービス企業で、リースを起点に金融・不動産・環境エネルギー・事業投資などへ事業を拡大してきたコングロマリット企業です。
1964年にリース会社「オリエント・リース」として創業した後、1970年代からは自動車リースや保険へ拡大、1980年代からは海外展開を加速しています。2000年代からは不動産や環境エネルギー、事業投資へ本格進出しており、幅広い分野に進出しています。
オリックスと言えば宮内義彦氏が象徴的で有名ですね。
1980~2000年に社長、2000~2014年に会長と、34年間に渡ってCEOを務めていました。
リース事業から融資に拡大した後、投資や保険、銀行業と金融事業を多角化したうえで、不動産事業などまで拡大させました。
さらには会社経営だけでなく、政府の規制改革会議などで中心的役割を果たしたり、「物言う経営者」として日本の構造改革を提言するなど、政財界に大きな影響を与えました。
宮内氏が退いた後は、井上亮氏の名前が記憶にあります。
宮内氏の会長時代とオーバーラップする形で2011年から社長を務めており、2014~2025年までCEOを務めていました。
事業投資の本格化や再生可能エネルギー事業の拡大、関西国際空港などのコンセッション事業の推進などを進めつつ、海外事業の収益基盤を強化し、オリックスを投資会社化させてROE向上に寄与しました。
業績と配当金の推移について、直近10年実績および今期計画は以下のとおりです(単位は配当金を除き百万円、配当金は円)。
| 売上高 | 経常利益 | 税引後利益 | 配当金 | |
| 2027/3期(計画) | – | – | 530,000 | 187.36 |
| 2026/3期 | 3,330,831 | – | 447,265 | 156.10 |
| 2025/3期 | 2,874,821 | 480,463 | 351,630 | 120.01 |
| 2024/3期 | 2,814,361 | 469,975 | 346,132 | 98.60 |
| 2023/3期 | 2,666,373 | 367,168 | 273,075 | 85.60 |
| 2022/3期 | 2,520,365 | 504,876 | 312,135 | 85.60 |
| 2021/3期 | 2,292,708 | 287,561 | 192,384 | 78.00 |
| 2020/3期 | 2,280,329 | 412,561 | 302,700 | 76.00 |
| 2019/3期 | 2,434,864 | 395,730 | 323,745 | 76.00 |
| 2018/3期 | 2,862,770 | 435,501 | 313,135 | 66.00 |
| 2017/3期 | 2,678,660 | 424,965 | 273,239 | 52.25 |
売上高や利益水準は拡大傾向にあり、大企業になって数十年が経ちながら現在も成長を続けています。
配当金に関しては取得した2018年3月期では66円だったのが、今期予想は187.36円と3倍弱まで拡大しています。
オリックスは配当政策として「累進配当」かつ「配当性向39%以上」を掲げています。
2026年3月期は増益でしたので、配当性向39%とするため配当金は156.10円となりました。
2027年3月期も引続き増益計画ですので、配当金は配当性向39%となる187.36円が計画されています。
配当金は2027年3月期実績が会社計画を上回れば当初計画より増加しますし、下回れば減ることになります。ただし、累進課税ですので業績が大幅に悪化しても156.10円が下限となります。
オリックスは2026年3月期も当初計画の配当予想を上回りましたし、足元で金融事業を取り巻く環境は追い風が吹いていると思いますので、2027年3月期も引き続き当初計画を上回る配当水準になってほしいところです。
さて、足元では株式市場全体で株価上昇が続いており、以前と比較して総じてPERやPBRの上昇や配当利回りの低下がみられます。
一方、オリックスではPERは12.60倍、PBRは1.42倍、配当利回りは3.08%と、余力が残っている印象です。
拡大傾向にある企業は将来の成長性も株価に織り込まれてPERが高水準となる傾向がある認識ですが、オリックスは業績拡大を果たしながらもPERなどが過度に高い水準にはないと捉えており、このところは株価上昇が著しいですが、個人的にはまだまだ上昇余地があると思っています。
オリックスからの配当金を累計すると今年度で20万円を超える見込みであり、これまで充分に還元してくれています。
そのうえで、将来的にも業績拡大やそれに伴う配当金や株価の上昇が期待できる銘柄として、期待が持てる銘柄でもあるので、非常に気に入っています。
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