前回の週報で、トーセイ(8923)と三井松島HD(1518)の株式を新規取得したことを記載しました。
ここでは、2銘柄の取得に関して簡単に記載していきたいと思います。
1 トーセイ
トーセイは不動産再生を柱に、開発や賃貸、ファンド運用まで一気通貫で行う企業です。
2025年11月期の売上高は947億円と、わたしの投資先としては規模は小さめですが、2026年11月期では1,230億円を計画しており、ほぼ一貫して規模拡大が続いています。
2025年11月期の経常利益は206億円、税引後利益は148億円と、利益水準でみると相応の水準ですし、ROAは5.05%、ROEに至っては15.26%と驚きの水準です。
配当利回りは税引前で3.21%なので、税引後では2.57%となり目標の3%に達していません。
しかし、2025年11月期の配当性向は32.9%と配当余力はありますし、2020年11月期はコロナ禍で減配したと言え、当年度を除けば一貫して増配しています。
売上高や利益が拡大を続けているなか、2026年11月期の期中での修正を含めて将来的な増配が見込めると考えていますので、現在は3%の目標を下回ることを許容したいと考えています。
実は、トーセイは2017年3月に774円で取得して2017年10月に1,046円で売却しています。
当時は株価が+35.0%上昇したら売却するルールとしていましたので、半年強で売却することになりました。
株式が2分割されているため、当時は387円で取得して523円で売却したことになります。
今回の取得単価は1,747円でしたので、株の世界にタラレバはありませんが、持ち続けていれば約4.5倍になっていた計算です。
また、配当金は2017年11月期の12.5円から2026年11月期には55円と4.4倍まで拡大していて、配当利回りに目を向けても充分なパフォーマンスです。
いずれにしても、わたしの保有期間やその後の株価上昇を見ていて、以前から取得したいと考えていました。
配当利回りは目標に足りませんが、近い将来には取得価額ベースで税引後配当利回り3%を超えてくれると信じています。
2 三井松島HD
三井松島HDはかつては石炭商社でしたが、その後事業投資会社に業態変換しています。
2023年度に石炭事業から完全撤退して、飲料ストローなどニッチな製品を扱う生活消費財事業や産業用製品事業などを展開しています。
企業買収によってニッチなトップ企業を取り込み収益源を分散する戦略が特徴です。
2025年3月期では売上高606億円、経常利益84億円、税引後利益86億円と、こちらもわたしの投資先としては小規模です。
2026年3月期では売上高は666億円と増収、経常利益は90億円と増益、税引後利益は64億円と減益を計画しています。
ただし、第3四半期の時点で経常利益は82億円(前年同期比+32.0%)、税引後利益は72億円(同+40.8)であり、税引後利益はすでに通期計画値を超過しています。
適時開示情報でも特損計上のお知らせなどはされていないようなので、会社計画は大幅に上回ってくれるとうれしいところです(ついでに増配まであればベストオブベスト)。
4月17日時点でPERは10.32倍、PBRは0.97倍と割高感はないかなと思います。
配当金は2025年3月期の26円から、2026年3月期では64円と大幅な増配を予定しています。
取得単価は1,403円ですので、取得価額ベースでの税引後配当利回りは3.65%とこちらは目標クリアです。
2026年3月期の配当性向は会社計画の利益水準に基づいて計算すると51.1%であり、わたしの投資先のなかではやや高めではあります。
しかし、配当利回りが高いことを踏まえれば許容できると思っているほか、税引後利益が会社計画を上回って着地してくれれば配当性向は低下することになりますので、しっかり利益を出してくれることを期待して決算開示を待つことでいいのではないかと思っています。
最近は株価の乱高下が続いたり、インデックスと個別株の伸び率に差が生じていたりと、先行きを見通しづらい状況ですが、淡々と新規投資を進めて将来に向けた種まきをしていきたいと思っています。
-e1750861693764-120x68.jpg)