週報から開始して順番が前後してしまっていますが、現在の金融資産の保有状況などを紹介します。
1 金融資産保有額
6月末時点で保有している金融資産は5,988万円(評価損益除く)、7,254万円(評価損益含む)で、内訳は以下のとおりです。
株式|3,412万円(取得額)、4,678万円(評価額)
新NISA用口座|500万円
預貯金|2,076万円
2 金融資産1億円達成の目標
2025年3月末時点では5,700万円(評価益除く)であり、給与所得と配当金で年間600万円ずつ貯蓄していく計画としています。
したがって、7年後の2032年3月末(45歳)では5,700万円+7年×600万円=9,900万円となります。
区切りのよい1億円にはあと100万円足りないので、これから3年間は650万円→630万円→620万円とすることで、ある種節目でもある45歳での1億円達成に向けて帳尻を合わせる計画です。
3 年間貯蓄額
年間600万円を貯蓄していく計画は高いとの印象を受ける方も多いかもしれません。
しかし、我が家は世帯年収が約1,900万円ほどあるほか、昨年度の配当金は約110万円ありましたので、贅沢しなければ達成可能な水準です。実際、昨年度は給与所得と配当金による金融資産の増加額は808万円でした。
なお、給与所得と配当金を足して年間600万円としているので、配当金が増えれば実質的にはその分は使えるお金が増えることになります。
ここ何年かはそれほど贅沢はせずに生活していて、給与所得からの貯蓄を増やすことを目指していましたが、それなりに資産形成も進んだため、徐々に使うフェーズに切り替えていきたいなと考えて、昨年度からこのような目標設定にしました。
45歳という節目で1億円の大台が実現できる計画というのはちょうど良い目標感かなと思っています。
4 株式投資の状況
株式投資は日本株の個別銘柄を対象としています。
冒頭で「株式3,412万円(評価益除く)」と記載した分は全て日本の個別株で60銘柄あり、高配当株に投資しています。
株式投資をはじめた2016年度は1銘柄あたりの取得額は20〜30万円が多かったのですが、資産運用額が大きくなるにつれて1銘柄あたりの取得額も徐々に大きくなり、現在は60万円を目処に最大70万円程度までを目線にしています。
5 2025年度配当見込額
基本的に各社決算短信で配当予定額を開示していますので、それらを足し合わせると2025年度の配当金は155万円になる見込みです。
世の中的にも増配傾向にあるなか、取得金額ベースの配当利回りは4.41%、評価額ベースでは3.22%となっています。
なかには、栗本鐵工所(5602)を例にすれば取得金額1,657円、配当金288円と取得額ベースの利回りが10%を超える銘柄もあり、の増配傾向は大変モチベーションが上がります。
上述したとおり、配当金が増えればその分使えるお金を増やせる目標の立て方にしているので、何に使おうか考えるだけでも楽しくなります。
なお、2025年6月末時点で1,265万円の評価益がありますが、日々の株価の変動によって一喜一憂すると精神衛生上良くないので、評価損益は金融資産に含めないことにしています。
株式は買うタイミングも難しいですが売るタイミングも難しいと思います。まだ売っておらず損益が確定していない以上、未実現損益である評価損益は金融資産には含めるべきではないと考えています。
6 新NISA
上述の金融資産保有額の内訳に新NISA用口座とあり、なんだろうと思った方もいるかもしれません。
これは、現預金が2,000万円近くあって現預金比率が高くて効率性に欠くなと思ったため、せっかくならば前項の株式投資とは別に新NISA枠を埋めにいこうかなと考えているものです。
これまでは高配当株に投資してきましたが、この新NISA用口座では投信やETFのように銘柄分散が聞いた商品を積立していくことにしました。
成長投資枠ではSBIのSCHDを毎月20万円、積立投資枠ではオルガンを毎月10万円積立して、年間で360万円の枠を埋めています。
制度開始から1年遅れて今年1月から積立を開始したので、新NISA枠が埋まるのは4年半後とまだまだ先です。
7 毎年の貯蓄額
年間600万円を貯めていくにあたっては、400万円を株式投資、配当金は株式に再投資、残額を銀行預金としています。
また、株式では税引後利回り3%を目標に新規の銘柄を買うことにしています。
したがって、2025年度の配当金見込額が155万円であるのに対して、2026年度の配当金は(新規投資400万円+配当見込額155万円+新NISA240万円)×3%≒24万円増えて179万円になることを見込んでいます。
実際には、足元での増配傾向もあるため179万円以上の配当金をもらえるとうれしいところですが、多くは期待しない方が投資は長続きしそうなので高望みしないようにしています。
8 最後に
ここまで、金融資産保有額の現在の状況や今後の計画を記載してきました。
次回は(週報は除く)、仮に45歳でFIREした場合や50歳まで働いた場合など、FIREした歳によってその後の生活でどの程度の年間支出が可能であるかを考えたものを記載したいと思います。
長文となりましたがお読みいただきありがとうございました。