ここではブログのタイトルにもある「Fireable」という言葉について書いていきます。
はじめに、わたし自身について記載すると10数年前に社会人になったアラフォーの会社員です。
2016年に初めて株式投資をしてから継続的に資産形成を進めてきたことで、2025年3月末時点で5,700万円の金融資産を保有しています(株式の評価損益は含んでいません)。
給料や株式の配当金が伸びてくるにつれて投資のペースも加速しており、徐々に1億円の大台が見えてくるようになってきました。
そのため、数年前に「45歳での金融資産1億円達成」を意識するようになりました。
これに併せて、「45歳でのFIREも不可能ではないのではないか」と思いはじめ、配当金や将来の年金などを踏まえたシミュレーションをするのが楽しみになってきたりしました。
上述した「FIRE」について簡単に触れると、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったものです。
資産形成を通じてお金のために仕事をする必要がない「経済的自立」を実現するとともに「早期リタイア」をすることを意味しています。
さて、ではわたしは「FIRE」を目指しているかというと、実はそうではありません。
会社員として毎月一定の所得を得る安定感を捨てることには抵抗感があります。
また、日々の生活を切り詰めて仕事をしないことを選択するよりも、仕事を通じて得た所得でそれなりに贅沢をしたい気持ちもあります。
一方、これまで資産形成を進めてきたなかで多少は贅沢を我慢しているところもあります。
また何より、職場を見渡すと仕事で心身をすり減らして働けなくなってしまう人が最近は増えているように感じられ、明日は我が身かもしれないと思うと、仮に働けなくなったり職を失ったりしても生活していける状態になりたいなと思っています。
したがって、わたしは「FIRE」を目指しているのではなく、「FIREできる状態」を目指しているということになります。
それなら「FI」(Financial Independence、経済的自立)を目指しているという考えもあるかもしれません。
しかし、「FIREできる状態」になってからも稼いだ給料で贅沢したい気持ちもあり、給与所得があることを前提とした生活を送りたいと考えているため「FI」の達成とも若干異なるのかなと思っています。
そのため、「FIREできる状態」を勝手に「Fireable」と名付けて、45歳での「Fireable」の達成を目標にしています。
ちなみに、「Fireable」の本来の意味は「解雇可能」ですので、わたしが働き続けるつもりで使っている「Fireable」は全く正反対の意味であり完全な造語です…(そして会社から「FIRE」されないようにしっかりと働かないとですね)。
45歳での「Fireable」達成に向けての資産形成の計画などは追々書いていく予定です。
また、わたしなりの運用方針や考え方、運用実績についても適宜書いていこうと思っています。