新規取得銘柄 ~大日精化工業~

運用実績

前回の週報で、3月3日(火)に大日精化工業(4116)の株式を新規取得したことを記載しました。
具体的には、100株を@5030円で取得しました。
ここでは、同社の株式取得に関して簡単に記載していきたいと思います。

大日精化工業は、企業名からも分かるとおり化学メーカーであり、1931年創業の老舗企業です
顔料・着色剤・インキ・樹脂など「色」と「機能性材料」を中心に展開しており、多様な産業を支える基盤素材メーカーとして位置づけられています。

2025年3月期では、売上高1,248億円、経常利益78億円、当期純利益103億円でした。
2026年3月期の会社計画では、売上高は1,230億円と減収、経常利益は85億円と増益、当期純利益は75億円と減益を見込んでいます。

過去10年の業績推移を見ると、2018年3月期には売上高1,674億円、経常利益131億円と現在よりも好調でした。
その後、2023年3月期に経常利益は26億円まで減少しましたが、2026年3月期では上述のとおり85億円を見込む程度まで回復が進んでいます。
過去最高益や過去最大の売上高を記録する企業に関しては、生産能力や組織の規模拡大についていけるのかなと心配になるところもありますが、当社は回復途上と捉えれば売上高や利益水準を現状から拡大する余地はあるのかなと楽観的に考えています。
(売上高の減少は商品の陳腐化などで価値が低下しているならば回復は見込めないので、楽観視するのも違うかもしれませんが)

本銘柄を取得した理由は、やはり配当利回りが第一で、加えてPERやPBR、過去の売上高や利益水準の推移などが中心です。
配当金は2026年3月期で208円であり、5,030円の取得額に対する税引後配当利回りは3.30%です。
直近5年間の配当金は80円→80円→110円→156円→208円と増配傾向にあります。
配当性向は、2026年3月期では1株あたり当期純利益439.40円を計画しているため、47.3%となり、配当余力はありそうです。
PERは10.94倍、PBRにいたっては0.62倍と低水準であり、株価の過熱感もないと捉えています。

2026年3月31日付で株式分割を予定しており、1株が4株に分割されることになります。
年間の新規投資額は400万円+受取配当額を計画しており、新規投資額が年々増えていくなか、1銘柄あたりの投資額は60万円~80万円ぐらいのレンジで取得したかったところです。
期末をまたいでしまうと期末配当金を受け取ることができませんが、株式分割された4月以降に100株を追加取得することも視野に入れています。

取得のタイミングは3月3日(火)と正直ベストだったなと思います。
もともと、当社の株式を取得する前は約100万円の投資資金があり、年度内に1銘柄取得する計画としており、タイミングを見ていたところでした。
2月23日週は国内株式市場が好調で手を出しづらいなと思っていたさなか、アメリカがイランを攻撃したことで3月2日(月)と3月3日(火)には国内株式市場の相場は全体として悪化したこともあり、年度内に株式を追加取得するならばこのタイミングだなと思って取得に踏み切りました。

結果的には3月3日がここ1週間では底値であり、4日からは株価は回復しているので、タイミングは良かったなと思います。
ただし、大日精化工業の株式に関しては、4日以降の株価の戻りが遅く、実は6日(金)時点での株価は4,790円となり、△24,000円の評価損が発生しています。
短期的な株価の騰落で一喜一憂しても仕方のない話ですが、今後も業績の回復トレンドが継続して増配や株価上昇が実現してくれるといいなと思っています。

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