これまでに書いてきたことと重複するかもしれませんが、改めて日々の株価や投資残高の変動に対する考えを書いておきたいと思います。
週報では日経平均を併記したうえで、日経平均対比での伸び率をベースにコメントしています。
投資残高の絶対値としての増減によってはあまり一喜一憂することはなく、日経平均を上回っているかどうかで良し悪しを捉えています。
例えば、トランプショックの折には国内株式市場も全体が一時的に落ち込み、日経平均株価も大きく下がりました。このとき、わたしの投資残高も百万円近く?超えた?下落しましたが、下落したということ自体にはそれほどネガティブな感情にはなりませんでした。
むしろ、いすゞ自動車(日産自動車も…)や自動車部品メーカーといった自動車セクターの銘柄をそれなりに持っていたので、日経平均株価以上にやられてしまい、そちらの方が気持ち的なダメージになりました。
また、当時は4月下旬から5月上旬にかけて3月決算企業の通期決算を控えた時期でもありましたので、業績や配当見通しがどうなるかも心配でした。
なお、結果的にはトランプショックを超えて株価は回復・上昇しており、企業の業績や配当見通しに与える影響も当初想定ほど大きくない形で決着したと思っています。
わたしは高配当投資を大方針としていますので、どうしても成熟企業やバリュー株(※)に投資先が偏りがちであると自覚しています。
※ 配当利回りを高めようと思うと安い株価で取得したい
一方、日経平均株価には成長企業が含まれますし、配当は抑えたうえで株主には株価上昇によって報いる方針としている企業も含まれていると考えています。
また、Copilot(AI)、に聞いてみたところ、「日経平均株価の算出対象となっている225銘柄(いわゆる「日経225」)の平均予想配当利回りは 約2.5%前後」との回答が返ってきました。
わたしは”税引後”で3%の配当利回りを目標にしていますので、株価上昇のみを切り取っても日経平均株価と同じパフォーマンスを確保するということは、トータルリターンとしては日経平均を上回るパフォーマンスを目指しているということと同じになると考えています。
そうしたなかで、日々の投資銘柄の株価の騰落や日経平均株価の騰落を見ながら、「今日は勝った/負けた」と捉えている感じです。
一番良いのは、「株価情報を見ないで放っておく」ということかもしれませんが、これだけ投資残高が増えてくると一日の変動額も大きくなるためどうしても株価情報を見たくなってしまいます…。
そうしたときに、わたし自身は上記のような考えで株価を見ていますので、市場が冷え込んだことによるいわゆる「狼狽売り」みたいなことにはならないと思います。
また、話はそれますが、61銘柄を保有していて銘柄ごとの投資残高自体は大きくありません。
そのため、不祥事などが起きれば別かもしれませんが、業績不振に苦しむ企業があったりしてもすぐに株式を売却しようという気持ちにもあまりならず、長期保有できている面もあります。
上手く自分の気持ちをコントロールしながら、バイアンドホールドを基本にこの先も投資を続けていきたいなと思っています。
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